【SAPIX】『漢字の要』の勉強法
漢字勉強は、ほぼ『漢字の要』だけに集中しました。
私は『漢字の要』の「はじめに」に書いてある言葉が好きです。
「漢字の学習に膨大な時間を割くことは、
受験直前の小学6年生にとって得策とは言えないでしょう。」
そうです。やることいっぱいあるんです。
漢字だけにたくさん時間を割けません。
でも、
入試では必ず漢字が出題されます。
だからもう、
SAPIXの勧める『漢字の要』だけマスターして
そこにないものが出たら仕方がないと考えよう!
娘とそう決めました。
『漢字の要』で漢字学習するにあたり
工夫していたことが2つあります。
①テストの出題範囲表を表紙の裏に貼る。
②間違えた問題には「×」をつけておく。
①は単純に、勉強に取りかかりやすくするためです。
「『漢字の要』やろう!」と思ったら、
「次のテストの範囲どこだっけ?」となりますが
その時、出題範囲表がどこか別の場所にあったり、
見つからなかったりしたら
すぐに取りかかれなくなってしまうので。
②は、効率よく間違えた問題だけを繰り返すためです。
間違えたら、ノートにはもちろん「×」をつけて直しますが
同時にテキストにも「×」をつけておきます。
こうすることで、
ノートを見返さなくても、次にやるときに
間違えた問題のみを解くことができるからです。
2回目に問題を解いた時にまた間違えたら
2つめの「×」をつけます。
漢字に限ったことではありませんが、
不思議なことに、
一度正解した問題は、
かなりの確率でそれ以降も正解し続けます。
一度間違えた問題は、
それ以降も間違える可能性が高いです。
だとしたら、
2度目は「×」のついているものだけを繰り返し、
「×」だけを何回転もした方が、
トータルで漢字勉強に費やす時間も少なくなり、
間違えた問題を何度も繰り返すことができて良いのではないか
と考えました。
とあるページです。
「×」が3つと「✔︎」が1つ書かれています。
3回間違えた印です。
そして最後にクリアした時に「✔︎」つけています。
ちなみに、これはよくある間違えですが
「有頂天」が正解なのですが、
何度も「有頂点」と間違えていました。
「×」や「✔︎」は時期によって違う色ペンを使っていたので、
印の色によっていつ間違えたかがわかります。
1学期と夏期講習と直前期、
そしてクリアしたのも直前期でした。
この方法で印をつけながら勉強し
直前期には「×」だけを繰り返し、
全てを「✔︎」にしてから志望校の試験に臨みました。
「『漢字の要』全部「✔︎」になったからもう漢字は大丈夫!
わからないの出てきたらきっと埋没よ〜」
と声をかけました。
実際に大丈夫だったのか、埋没だったのか、わかりません。
厳密には1度正解したことがあっても、
また忘れて、あとで間違える場合もあります。
でも、
最後の最後は自信を持って臨めるかが大事だと思います。
自分で大丈夫と思えるまで、
漢字の勉強よく頑張ったなと思います。