【中学受験】日本国憲法条文の穴埋めでよく出る箇所(第1・2章)
日本国憲法に関する問題を解くたびに
「どこが穴埋めで出題されるのか」
記録をとっていました。
第1章(天皇)・第2章(戦争の放棄)の穴埋めでは、
以下の語句がよく出題されていました。
《第1章 天皇》
第1条 日本国の象徴、日本国民統合の象徴、日本国民の総意
第3条 国事、内閣の助言と承認
第4条 国事、国政に関する機能を有しない
第6条
国会の指名に基いて、内閣総理大臣を任命、
内閣の指名に基いて、最高裁判所の長たる裁判官を任命
↑どこが指名するのかも知識としては重要。
↑指名と任命の区別をつけておく。
第7条 ←語句穴埋めより選択問題や正誤問題でよく出る。
内閣の助言と承認、
《第2章 戦争の放棄》
第9条
正義と秩序を基調とする
国際平和
国権の発動たる戦争
武力による威嚇
武力の行使
陸海空軍 ←陸海空の順番も覚えていた方が良い。
戦力は、これを保持しない
交戦権
第9条はとにかくよく出題されるので
何度も条文に戻りました。
穴埋めで実際に空欄になるのは1単語ですが、
1フレーズでまとめて覚えるようにしました。
「内閣の助言と承認」と覚えておけば
「内閣」「助言」「承認」のどこを空欄にされても大丈夫です。
娘と一緒に日本国憲法(と時事問題)を勉強したおかげで
最近の天皇の退位・即位のニュースが以前より理解できます。
日本国憲法の第1章に出てくるような用語が
ここ数週間、たくさんテレビから流れてきます。
もしかしたら、
これまでも流れてきていたのかも知れません。
でも、知らないことや興味のないことは
残念ながら、なかなか頭には残りません。
今は、用語もニュース内容も私のアンテナに引っかかります。
受験勉強に付き合ったおかげで、各分野で私の世界も広がりました。
受験勉強を経た娘にも彼女なりのアンテナがあると思います。
アンテナがあれば、
同じ情報に触れてもそこから得るものが違ってくるはず。
社会や時事問題を勉強する意味ってこれなんじゃないか
受験を終えて、今感じています。
社会や時事問題を頑張って獲得したのは
入試の点数や合格ではなくて、このアンテナなんじゃないかと。
受験勉強で獲得したアンテナを使って
たくさんの情報に触れ、興味を持ち、
娘も世界を広げていって欲しいです。