桜のつぼみ

子どもの花を咲かせるために

受験生には負担?な自主学習の宿題について

こんにちは。

今日は「こどもの日」ですね。

以前、娘が学校の自主学習の宿題で、

国民の祝日」について調べていたのを思い出しました。

 

「自主学習」「自由学習」「自主勉強」「マイノート」

呼び方はいろいろあるようですが、

テーマを自由に設定する宿題で、最近はよくある宿題のようです。

 

受験勉強が忙しくなった6年生の1年間、

この学校の宿題に我が家は悩みました。

特に通塾日です。

 

学校から16時前に帰宅し、急いで早めの夕飯を食べます。

30分も経たないうちに家を出て、バスと電車に乗ってSAPIXへ。

(授業前テストは時間的に不可能で参加できませんでした。)

21時に授業が終わり、電車とバスで帰宅。

授業の延長や質問なども含めると帰宅は22時。

 

22時から寝るまでの間に

入浴、お腹が空いていれば何か食べることもあります。

そして、学校の宿題です。

 

漢字ドリルや計算ドリルは、週に1度の提出でした。

あらかじめ通塾日以外にすませるようにしていました。

でも、自主学習ノートの提出は毎日でした。

毎日提出するので「やりだめ」もできませんでした。

 

学校が終わった後、

4時間も塾の勉強をした後ですからもう疲れています。

テーマを考えるのにも頭が回らないのです。

テーマが決まっても、

そこから、じっくりと思考学習などはできませんでした。

 

通塾日の自主学習は、

「何でもいいからノート1ページ埋めなきゃ」

という気持ちになってしまっていました。

 

受験勉強するのも、

近くの塾でなくバスと電車でSAPIXに通塾しているのも

我が家が勝手にしていること。

学校の宿題をおろそかにしてはいけない。

 

頭ではわかっていましたが、

「この宿題どうにかならないだろうか?」

「本当にこの宿題、必要なの?」

「早く寝かせてあげたい!」

 

何度もそんな気持ちになりました。

 

学校の宿題をやらないと決めるご家庭もあるかもしれません。

学校の先生に、個別に相談をする保護者の方もいるかもしれません。

 

いろいろ悩みましたが、

娘と相談して、娘の気持ちも考慮して

学校の宿題についてはこう↓決めました。

 

・中学受験はすると決めた。通塾時間もかかるがSAPIXも続ける。

そこは前提で考える。

 

・学校の宿題はきちんとやる。そこも前提で考える。

 

・体調を崩さないようにするため、

通塾日の家庭学習はなるべく無しにできるように計画する。

漢字ドリル・計算ドリル、その他の宿題など通塾日以外に回せるものは回す。

 

・塾からの帰宅後に自主学習のテーマを決めるのは大変。

普段からテーマになりそうなものを気にかけてテーマをためておく。

ここだけは、お母さんもお手伝いする。

 

実際に宿題をやるのは娘なので、母親としては手をかせません。

本来は「何を学習するのか」も自分で考えるべきなのでしょう。

それが「自主学習」なのでしょう。

だけど、ここだけはもうお手伝いすることにしました。

 

テーマについては、娘のクラスでは塾の勉強を兼ねるのはNGでした。

でも、せっかく時間をかけてやるので、

中学受験にもちょっとは役立つテーマを扱いたいと思い、

普段から気にかけるようになりました。

 

国民の祝日」の調べ学習もその一つでした。

 

今でも、暮らしの中で

「あっ、これって自学(自主学習)のテーマにいいんじゃない?」

と思うことがあります。

 

私は受験生ではなかったけれど、

頭の中が何年も受験生の母だったんだなと感じます。

 

いいテーマを思いついたら

ブログに書いてみようかな、と思います。

 

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【中学受験】日本国憲法条文の穴埋めでよく出る箇所(第3章)

日本国憲法に関する問題を解くたびに

「どこが穴埋めで出題されるのか」

記録をとっていました。

  

第3章(国民の権利及び義務)は、

穴埋め形式ではない出題が多いと思います。

内容としてはとても良く出題されます。

権利がたくさんあって混乱するので、

そこは条文ではなく、

テキストなどで整理して覚えていました。

 

穴埋めではない形式の出題の方が多いと思いますが 

穴埋めで出題される時には、

以下の語句がよく出題されていました。

 

《第3章 国民の権利及び義務》 

11条 基本的人権、侵すことのできない永久の権利

第12条 不断の努力、濫用、公共の福祉

第13条 個人として尊重される、幸福追求、公共の福祉に反しない限り

14条 の下に平等、人種信条、性別、社会的身分又は門地

第18条 奴隷的拘束、苦役

第19条 思想及び良心の自由

第20条 信教の自由

第21条 集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由、検閲

第22条 居住・移転及び職業選択の自由

25条 健康文化的最低限度の生活、社会福祉社会保障、公衆衛生

第26条 ひとしく教育を受ける権利を有する、子女に普通教育を受けさせる義務

第27条 勤労の権利を有し、義務を負ふ

第28条 団結する権利及び団体交渉その他の団体行動をする権利

第29条 財産権

32条 裁判を受ける権利

 

第14条の門地などは、個人的には細かいな〜と思います。

しかし、何回が出題されているのを見ましたので含めました。

なかなかここまで覚えていないと思うので、

埋没なのかもしれませんね。

 

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【関連記事】

【中学受験】日本国憲法条文の穴埋めでよく出る箇所(第1・2章)

日本国憲法に関する問題を解くたびに

「どこが穴埋めで出題されるのか」

記録をとっていました。

 

第1章(天皇)・第2章(戦争の放棄)の穴埋めでは、

以下の語句がよく出題されていました。

 

《第1章 天皇

第1条 日本国の象徴、日本国民統合の象徴、日本国民の総意

第3条 国事、内閣助言承認

第4条 国事、国政に関する機能を有しない

第6条 

 国会の指名に基いて、内閣総理大臣任命、

 内閣の指名に基いて、最高裁判所の長たる裁判官を任命

   ↑どこが指名するのかも知識としては重要。

   ↑指名と任命の区別をつけておく。

第7条 ←語句穴埋めより選択問題や正誤問題でよく出る。

 内閣助言承認

 憲法改正、法律、政令及び条約を公布

   ↑憲法改正は発議は国会、公布は天皇。正誤問題でよく出る。

 

 

《第2章 戦争の放棄》 

第9条

 正義と秩序を基調とする

 国際平和

 国権の発動たる戦争 

 武力による威嚇

 武力の行使

 国際紛争

 陸海空軍 ←陸海空の順番も覚えていた方が良い。

 戦力は、これを保持しない

 交戦権

 

第9条はとにかくよく出題されるので

何度も条文に戻りました。

 

穴埋めで実際に空欄になるのは1単語ですが、

1フレーズでまとめて覚えるようにしました。

 

「内閣の助言と承認」と覚えておけば

「内閣」「助言」「承認」のどこを空欄にされても大丈夫です。 

 

娘と一緒に日本国憲法(と時事問題)を勉強したおかげで

最近の天皇の退位・即位のニュースが以前より理解できます。

 

日本国憲法の第1章に出てくるような用語が

ここ数週間、たくさんテレビから流れてきます。

 

もしかしたら、

これまでも流れてきていたのかも知れません。

でも、知らないことや興味のないことは

残念ながら、なかなか頭には残りません。

 

今は、用語もニュース内容も私のアンテナに引っかかります。

受験勉強に付き合ったおかげで、各分野で私の世界も広がりました。

 

受験勉強を経た娘にも彼女なりのアンテナがあると思います。

アンテナがあれば、

同じ情報に触れてもそこから得るものが違ってくるはず。

 

社会や時事問題を勉強する意味ってこれなんじゃないか

受験を終えて、今感じています。

 

社会や時事問題を頑張って獲得したのは

入試の点数や合格ではなくて、このアンテナなんじゃないかと。

 

受験勉強で獲得したアンテナを使って

たくさんの情報に触れ、興味を持ち、

娘も世界を広げていって欲しいです。

 

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【SAPIX】『漢字の要』の勉強法

漢字勉強は、ほぼ『漢字の要』だけに集中しました。

私は『漢字の要』の「はじめに」に書いてある言葉が好きです。

 

「漢字の学習に膨大な時間を割くことは、

受験直前の小学6年生にとって得策とは言えないでしょう。」

 

そうです。やることいっぱいあるんです。

漢字だけにたくさん時間を割けません。

 

でも、

入試では必ず漢字が出題されます。

だからもう、

SAPIXの勧める『漢字の要』だけマスターして

そこにないものが出たら仕方がないと考えよう!

娘とそう決めました。

 

『漢字の要』で漢字学習するにあたり

工夫していたことが2つあります。

 

①テストの出題範囲表を表紙の裏に貼る。

②間違えた問題には「×」をつけておく。

 

①は単純に、勉強に取りかかりやすくするためです。

「『漢字の要』やろう!」と思ったら、

「次のテストの範囲どこだっけ?」となりますが

その時、出題範囲表がどこか別の場所にあったり、

見つからなかったりしたら

すぐに取りかかれなくなってしまうので。

  

②は、効率よく間違えた問題だけを繰り返すためです。

間違えたら、ノートにはもちろん「×」をつけて直しますが

同時にテキストにも「×」をつけておきます。

 

こうすることで、

ノートを見返さなくても、次にやるときに

間違えた問題のみを解くことができるからです。

 

2回目に問題を解いた時にまた間違えたら

2つめの「×」をつけます。

 

漢字に限ったことではありませんが、

不思議なことに、

一度正解した問題は、

かなりの確率でそれ以降も正解し続けます。

一度間違えた問題は、

それ以降も間違える可能性が高いです。

 

だとしたら、

2度目は「×」のついているものだけを繰り返し、

「×」だけを何回転もした方が、

トータルで漢字勉強に費やす時間も少なくなり、

間違えた問題を何度も繰り返すことができて良いのではないか

と考えました。

 

f:id:sakuranotsubomi:20190503154906j:image

 

とあるページです。

「×」が3つと「✔︎」が1つ書かれています。

3回間違えた印です。

そして最後にクリアした時に「✔︎」つけています。

 

ちなみに、これはよくある間違えですが

「有頂天」が正解なのですが、

何度も「有頂点」と間違えていました。

 

「×」や「✔︎」は時期によって違う色ペンを使っていたので、

印の色によっていつ間違えたかがわかります。

1学期と夏期講習と直前期、

そしてクリアしたのも直前期でした。

 

この方法で印をつけながら勉強し

直前期には「×」だけを繰り返し、

全てを「✔︎」にしてから志望校の試験に臨みました。

 

「『漢字の要』全部「✔︎」になったからもう漢字は大丈夫!

わからないの出てきたらきっと埋没よ〜」

と声をかけました。

 

実際に大丈夫だったのか、埋没だったのか、わかりません。

厳密には1度正解したことがあっても、

また忘れて、あとで間違える場合もあります。

 

でも、

最後の最後は自信を持って臨めるかが大事だと思います。

自分で大丈夫と思えるまで、

漢字の勉強よく頑張ったなと思います。

 

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【SAPIX】日本国憲法の勉強を社会の苦手意識払拭のきっかけに

春から始まった公民は頑張りました。

なぜなら、社会が苦手だったから。

 

地理や歴史は、6年生の春になっても、

これまでの積み重ねでどうしても挽回できずにいました。

 

でも、

公民はこれから始まる!

みんな初めて!

頑張るしかないです。

 

塾の先生からも、まずは地理と歴史をどうにかしようと考えず

目の前の公民を頑張るようにとアドバイスをもらいました。

 

公民の中でも大きなウェイトを占める「日本国憲法

勉強する上で注意していたのは

 

常に条文に戻る

 

ということです。

 

問題を間違えた時、

テキストを読んでいて何かわからなくなった時、

6年生で配布された日本国憲法の条文の冊子に

常に戻るようにしました。

 

SAPIXのテストでも、過去問でも、

日本国憲法についての問題は、意外とあっさり、

条文の穴埋めや語句の選択問題だったりします。

 

その出題の元は必ず条文なのですから

条文にに戻るのが鉄則だと思いました。

 

条文はただ読んでも、なんとなく内容が流れていってしまい

語句を記憶できなかったので

最初に問題を解けないのは仕方ないと考えました。

 

その代わり、一度解いた後、

「問題で間違えたら条文に戻り、蛍光ペンで印をつける」

を丁寧に繰り返して覚えました。

 

たくさん印をつけた日本国憲法の条文の冊子が、

今、手元にあります。

 

印がついている箇所を見ると

出題箇所は限られているんだとわかります。

 

限られた出題箇所を押さえることで

日本国憲法の問題は点がとれるようになりました。

 

社会は、最後まで得意科目にはなりませんでした。

でも、志望校合格の足を引っ張らない程度までには

何とかもっていくことできました。

 

そのきっかけになったのが、

日本国憲法であり公民でした。

 

社会の成績は低迷していましたが

まずは公民の部分から点数をとっていくことで

少しずつ成績をあげていきました。

 

「公民は取れてるね!OK!」

何度も声をかけました。

 

もし、

昨年の娘のように社会に悩んでいる方がいたら、

日本国憲法が社会の苦手意識払拭のきっかけになることもあるよ!」

とお伝えしたいです。

 

今日は憲法記念日

社会に苦しんでいた頃を思い出して

この記事を書きました。

 

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母娘で日本国憲法に取り組んでいたときに

手元に置いていた本です↓

超訳 日本国憲法 (新潮新書)

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娘はほとんど手に取りませんでした。

私は気になる条文の部分だけ読んでました。

今年は、じっくり読んでみようかな。

 

【SAPIXのテキスト整理】6年生のプリント類はファイリング

5年生まで、SAPIXテキストはファイリングしませんでしたが、

6年生になって一部例外がでてきました。

 

冊子になっているテキスト以外に、

算数を中心に綴じていない1枚のプリント類が

たくさん増えたからです。

 

プリント類は、夏、秋と試験が近づくにつれ、

種類がどんどん増えていきました。

 

何種類もあるプリント類をドサッとボックスに入れると、

あとから探すのも大変です。

また、ファイルボックスに入れるにしても、

本棚に入れるにしても、

1枚の紙の状態では扱いが面倒です。

 

そこで、

プリント類は種類別にタイトルをつけて

ファイリングするようになりました。

 

プリントはほとんどがB4サイズでした。

半分に折ってB5サイズのファイルに収めることもできますが、

それだとすぐにファイルがいっぱいになってしまいます。

 

また、

点数や順位、先生のコメントが

真ん中あたりに書かれていることも多く、

折ると見にくくなります。

 

素直にB4サイズのファイルに収めることにしました。

 

以下は算数のプリントの一部です。

 

f:id:sakuranotsubomi:20190503121728j:image

 

プリントのタイトルと共に、

先生からアドバイスのあった復習の期限も

一緒に記してました。

 

ファイルはこちら↓を使用。

 

発泡PP製を選ぶのは、

耐久性があり、テプラのタイトルがキレイに剥がせるから。

タイトルを変えて繰り返し使えるので、

中学受験が終わってもゴミにならずに済みます。

 

グレーを選ぶのは、

勉強をしているリビングを、色でうるさくしないため。

受験中は家族は受験中心で暮らしてはいますが、

受験のためのテキストやファイルの存在感が大きくなって、

家族にとって居心地が悪いリビングにならないように

注意していました。

 

タイトルはこれ↓で作ってます。

キングジム ラベルライター テプラPRO SR150Z オフホワイト

キングジム ラベルライター テプラPRO SR150Z オフホワイト

 

 

テープは9mmだとファイルの背表紙にぴったりです。

色は透明が好みです。

キングジム テープカートリッジ テプラPRO 9mm ST9K 透明

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受験が終わり、

先生の激励コメントが入ったプリント類は

そのまま大事にとってあります。

 

それ以外は中身は処分。

いつか使う時のためにタイトルのテプラは剥がしました。

 

B4サイズのファイル、

今後こんなに使うことあるのだろうか、

と思いながらしまってあります。

 

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【関連記事】

 

【SAPIXのテキスト整理】テキスト整理は3段階方式

前回、SAPIXのテキストをファイリングしないと書きました。

前回記事とかなり内容がかぶりますが、

今回は時系列でテキストの扱いをもう少しまとめてみます。

 

我が家のSAPIXのテキスト整理は3段階方式でした。

基本的には4〜6年生で同じようにしていました。

 

①授業後次回授業まで

リビングの1番手にとりやすい場所に置く。

ファイルボックスに科目別に整理。

1週間、ここにあるテキストの復習に努める。

 

② 範囲のあるテストまで

リビングにある本棚に回数順に収める。

テストが近くなると本棚から出して勉強する。

 

③範囲のあるテスト後

リビングから他の部屋に移動。

他の部屋ではバンカーズボックスに回数順に収納。

バンカーズボックスは科目別に4つ用意。

1年間で1科目約1バンカーズボックスが埋まりました。

 

リビングには①②のテキストしかないので、

リビングがSAPIXの教材であふれるということはありません。

 

子どもの性格によると思いますが、

うちの娘の場合は、多くの勉強のものに囲まれてると、

やることが多いように感じて気分が下がっちゃうタイプ。

目の前には必要な勉強の材料だけにする方が

勉強に集中できると考えました。

 

③までいくと、

過去のテキストを振り返ることはほとんどなかったので、

①②の段階できちんと内容を消化できるかが勝負。

消化できなかった時もたくさんありましたが、

テストが終わったら③に移動しました。

 

後ろ髪ひかれながらもいったんリセット。

次また「今すべきこと」に集中するように努めました。

 

この方式の良かった点は

 

・リビングがSAPIX教材だらけにならないので、

娘のモチベーションが下がらない。

 

・未消化のまま③に移動するのに心理的抵抗があるので、

テストまでになるべく消化しようという気持ちが生まれ、

結果、勉強がはかどる。

 

というところだったと思います。

 

そして、

今集中すべきものだけ手元に置く方法は、

テキストが本ではなく

毎回冊子で配られるSAPIXだからできる方法でした。

そう考えると、

親は整理が大変ですが(^^)

毎回冊子も良かったなと思います。

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【関連記事】

【SAPIXのテキスト整理】テキストはファイリングしない

5年生まで、テキストは以下のように扱っていました。

 

うちは勉強は全てリビングでしています。

テキストはファイルなどに綴じることなく、

一番取りやすい場所に、その週の分だけに置きます。

 

こんな感じ↓です。

(昔の写真を引っ張り出してきました。)

 

  f:id:sakuranotsubomi:20190503010636j:image

 

直近の授業の復習に一週間きちんと集中するためです。

そして、一週間後、次の回の授業を受ける前に、

十分復習したはず(^^)のテキストを本棚へ移します。

 

この時「あ〜まだ終わってない箇所がある〜」

と気になることがないように復習を頑張ります。

 

本棚に置いておくのは次の範囲のあるテストまで。

毎週、直近の授業の復習でいっぱいいっぱいなので

本棚に移動したテキストはしばらく見ることがありません。

でも、テストが近づけば見る機会も増えます。

 

テストが終わったらリビングから別の部屋へ。

別の部屋にあるダンボールボックスに移動します。

使っていたダンボールボックスはこれ↓です。

 

ダンボールボックスには番号順に入れることで、

必要があればすぐに取り出せるようにしていましたが、

過去のテキストを引っ張り出して見返すことは

ほとんどありませんでした。

  

テストが終わり

本棚からダンボールボックスへ移す時、

スペースが空くのがとても気持ちよいです。

 

ファイリングするか否か、

4年生時にはいろいろ試していました。

2穴ファイルやルーズリーフファイルも試しました。

 

しかし、

きれいにファイリングしても

過去のテキストを振り返ることがほとんどありません。

テキストやプリントの量が膨大なので、

ファイル代もかなりかかってしまいます。

そこで、ファイリングはしない方針にしました。

 

 6年生になると少し事情が変わり

一部ファイリングをするようになりました。

6年生時のテキスト整理についても後ほど記事にしよう思います。

 

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腕時計で時間を確認する習慣を

6年生になって、

テスト中の時間配分が課題だと思うことが増えてきました。

 

それまでは、わかれば解ける、わからなければ解けない、

ミスをすれば失点、と成績の理由がわかりやすかったので

成績を上げるには理解することとミスをなくすことが重要でした。

 

6年生になると、テストの問題の分量が増えたり、

難易度が高いものが含まれるようになり、

時間の使い方を間違えて成績が下がる

というのを何度も経験しました。

 

テストが返ってきたら、

理解しているかどうかだけではなく、

どこに時間をかけたか?

その時間のかけ方は良かったのか?

を確認するようになりました。

 

6年の春の保護者会では、

「6年生の1年間で時間の使い方を勉強していきます。」

とのお話もありました。

  

時間配分を勉強していく上で、腕時計が必要だと感じ、

6年生の春頃に腕時計を購入しました。

 

購入したのはこれ↓です。

以下の条件で選びました。

・残り時間を視覚的にわかりやすいので、アナログ時計

・文字は一目でわかるように、白地に黒文字で算用数字

・試験会場に持ち込めるよう、余計な機能はないもの

・腕から外して机に置くことも想定して、ベルト部分が平になるもの

 

さて、腕時計を購入してから

あらら〜と思ったことが2つありました。

 

1つは、せっかく腕時計を購入し腕につけて行ったのに、

時計を確認せず時間配分に失敗してくることがあったこと。

「付けてるの忘れてた〜。」と娘。

 

娘の場合、

腕時計で時間を確認する習慣がついたのは夏前、

時間配分ができるようになったと感じられたのは、

過去問を仕上げていた12月、1月頃でした。

時間配分の練習は長期戦でした。

 

腕時計をつけても腕時計で時間を確認する習慣がつくまで、

何ヶ月もかかったのは予想外でした。

腕時計の準備、早めにしていてよかったです。

 

あらら〜と思った2つ目は、

腕時計があちらこちらにすぐ行方不明になること。

 

腕時計を使うのは主に通塾中なので、

腕時計の収納場所を通塾用リュックの内ポケットの1つに決めました。

 

使い終わったら通塾用リュックにしまう。

こうすると、通塾時に

「あっ腕時計つけ忘れた〜」となっても、

必ずリュックの中に腕時計があるので問題なしです。

 

時間配分については、その後、試行錯誤が続き、

過去問でも課題としてました。

また、別記事にまとめようと思います。

 

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【SAPIX】算数の間違いパターンのピックアップ

前回記事で、基礎トレを使って

「間違いパターン」をピックアップしたと書きました。

実際に、3年間の基礎トレ(+他のテスト)でためた

娘の「間違いパターン」はこんな感じです。

 

①問われているものを間違える。

・「りんごの数」なのか?「みかんの数」なのか?

・「表面積」なのか?「体積」なのか?

・「最大公約数」なのか?「最小公倍数」なのか?

・つくる角度のうち「大きい方」なのか?「小さい方」なのか?

・「◯時◯分」なのか?「◯分後」なのか?

・(数列の問題で)「◯番目の数」なのか?「◯までの数を加えた数」なのか?

 

これらは、問題も理解していて答えも出せるのに、

問われているところをちゃんと答えなかったために

失点するパターン。

あまりにひどい場合には、

問題文の該当箇所にぐるぐるマルをつけて注意喚起しました。

 

 

②条件を間違える。

・カードや硬貨(◯円玉)を「必ず1枚は使う」のか?使わないものがあっても良いのか?

・「◯けたの整数のうち〜」という問題で、「2けた」なのか?「3けた」なのか?

・「円周率を◯◯◯として〜」という問題で、「3.14」なのか?「3.1」なのか?「3」なのか?

・「〜の数の中で割り切れる数」を数えるのか?「割り切れない数」を数えるのか?

 

条件を思い込みで解いたら、もちろん答えも変わってしまいます。

この場合も大事な条件をにぐるぐるマルをつけよう!と娘と決めました。

 

③解答の仕方を間違える。

・「商は少数第2位まで」「商は千のくらいまで」等。

 

解答は出てるのに、解答の仕方だけで失点は痛すぎます。

でも、きっとみんな一度は通る道・・・。

 

④単純な手続きミス。

・単純に「+」と「ー」を読み間違える。(もしくは思い込んで解いてしまう。)

・足し算引き算ミス。←娘には意外に多かったケース。

・最後に足したり引いたりする計算で、「足す数」「引く数」を計算でだし、そのまま解答欄に書いてしまう。

・三角形の面積の計算で「÷2」を忘れる。

・体積の計算で、底面積を出してそのまま解答欄に書いてしまう。

・容積の計算でますの外側の寸法で計算してしまう。

 

これらは、学年問わずやり続けます。

ひたすら注意喚起(^^)

 

⑤勘違いしやすいもので間違える。

・500〜900は、401個である。(400個にしない。)

・「150〜500まで」の中に150は含まれる。

・「2を3回かけた数」とは「2×2×2=8

 

娘固有の間違いパターンかもしれません。

たまに出題されると、同じように間違えるのでメモしておきました。

 

4年生〜6年生までの基礎トレ(+他のテスト)での

娘の間違いパターンは以上です。

多いのでしょうか? 

少ないのでしょうか?(^^)

 

これをB5の1枚にまとめ、

テスト前に見るようにしていました。

B5の1枚なら見るのに1分もかかりません。

 

試験直前に「間違いパターン」を知っていると

短い時間で注意喚起できて便利でした。

 

もしかしたら、算数が数学に変わっても

「間違いパターン」は意外と変わらないのかもしれません。

娘の「間違いパターン」はしっかり取っておこうと思います。

 

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